Haskell のお勉強 その2

 はじまりは、いつも「Helllo, World!」。

 GHCには、3つの処理系があるらしい。

 1つ目は、コンパイラであるghcコマンド。
 ソースをコンパイルして、実行ファイルを生成する。

 2つ目は、インタープリタであるrunghcコマンド。
 コンパイルせずに、ソースを実行する。

 3つ目は、対話型インタープリタであるghciコマンド
 ソースファイルを必要とせず、処理を実行できる。

 せっかくなので、3つの方法で、「Hello, World!」出力を行ってみる。

 まずは、ghc、runghcで使用するソースファイルを作成する。
 拡張子は「.hs」。
 ファイル名は、「hello.hs」、

 main = putStrLn "Hello, World!"

ghcコマンドでコンパイル

 $ ghc hello.hs -o hello

 コンパイルが成功すると、「hello」という実行ファイルが生成生成される。
 実行ファイルを実行してみる。

 $ ./hello
 Hello, World!


 次に、runghcコマンドで処理を実行してみる。

 $ runghc hello.hs
 Hello, World!


 最後に、ghciコマンドで処理を実行してみる。

 $ ghci

 とコマンドを実行すると、対話型インタープリタが立ち上がる。

 $ ghci
    ___         ___ _
   / _ \ /\  /\/ __(_)
  / /_\// /_/ / /  | |      GHC Interactive, version 6.4.2, for Haskell 98.
 / /_\\/ __  / /___| |      http://www.haskell.org/ghc/
 \____/\/ /_/\____/|_|      Type :? for help.

 Loading package base-1.0 ... linking ... done.
 Prelude>

 Prelude>に続けて、「Hello, World!」と入力する。

 Prelude>"Hello, World!"
 "Hello, World!"

と、実行結果が得られる。

[参考書]

ふつうのHaskellプログラミング ふつうのプログラマのための関数型言語入門

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